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個展の記録
グループホーム・デイサービスセンターいなほ
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sensenciて何?
目的 自宅を新築する際、地域に開いた家をと考え、夫婦の共通の関心事であるアートを展示できるギャラリーを併設しました。目的の一つとして若手の作家に発表の場所を提供する事です。夫婦の仕事の関係から土日のみの開催ですが、一人の作家は1ヶ月の展示期間となります。一般的な画廊の連続1週間展示とは違って4週間ありますから作家は毎週徐々に修正しながら最終日には最高の展示で終了します。中庭と一体になった展示空間は1ヶ月間の季節の変化を感じることも出来ます。 もう一つの目的としてこのギャラリーを訪れた人達との新しい交流の場を作ることです。中庭では作家のトークや白い漆喰の壁にスライド上映したりコンサートも時々行います。作家が作家を、人が人をと徐に交流の輪が広がって行くのを最近実感できるようになってきました。
ギャラリー使用料はありませんが作家にお願いして展示終了後に作品を一点だけ残してもらう事にしています。将来コレクション展を開くのが楽しみです。名前のsensenciは展示壁の長さが1000_有る事と、奥さんが子供の造形教室の先生なので(先生の家/せんせんち)からきています。
立地 静岡市郊外の日本平近くの住宅地の一画にあります。海にも近く、気候は温暖で地中海的な雰囲気を感じさせる場所にあります。敷地は南側に小さな川に面し東側には茶畑が広がります。
平面計画 建物は中庭を中心に南側にコの字型に開いた配置です。道路から狭い通路を抜けると明るい中庭に出ます。ギャラリー棟も住宅棟もこの中庭に開かれていて土間で行き来できます。中庭は屋根のない第二のギャラリーでここでは人々が語らい自然と交流が生まれまる重要な空間です。
意匠 この住宅とギャラリーの外壁は白い漆喰塗りで、光が時間とともに微妙に変化する楽しさをねらっています。西面の開口部に光のコントロールのため設けた日よけとデザインをかねた白い木製のルーバーは白い外壁にストライプの陰を落とし、逆に夜は内部に仕掛けた照明によってストライプの陰が闇に浮かび上がります。
このギャラリーはローコストな住宅のなので美術館のような立派な照明や設備はありませんが、郊外の住宅にあるギャラリーならではの、中庭の自然空間と一体となった“癒し”の空間づくりを目指しました。_
構造および設備計画 ギャラリー棟と住宅棟は木造の在来工法で造られています。在来工法のもつ垂木や根太や一間ごとに空間を横切る梁の心地よい木組みのリズムを、アートととらえて設計しました。特にギャラリー棟では間口と高さのプロポーションには特に気をつかっています。
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