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1 設立趣旨 21世紀を迎え、社会や経済が成熟し、私たらはいま物質的には豊かな社会に生きています。しかし、社会が豊かになったからといってもそれを享受した真に豊かな生活をおくるための条件は整っているのでしょうか。都市化や核家族化は生活環境を複雑化し、少子高齢化社会の到来は福祉課題を限られた人々の問題から、県民すペてに関わる課題になりました。これらの問題を解決するには、各種施策がより充実強化されるとともに、県民一人ひとりの「人間らしく豊かに生きたい」という共通の願いに立って、自らの人生を主体的に切り開いていく自立と自助の営みと、その延長線上にある同じ問題を抱えるものとの支え合いが大切です。しかしながら、独居の後期高齢者など社会関係の確保が困難な人々が益々増加する中で、これらの人々が人間としての尊厳をもって安心して過ごせるライフスタイルを確立するための基盤は未だ整備されていません。このことから「スリーアール静岡」は、自立・自助と助け合いの精神を基本とした、ふれあいとあたたかさのある地域社会の実現を自指し、だれもがその人らしく快適に暮らせるよう生活の自立支援に関する事業や社会福祉の視点に立脚した環境保全のための事業を行い、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することを目的とします。 2 設立に至るまでの経緯 静岡県社会福祉協議会に勤務する天野正之(以下「天野」という。)は、県ボランティア協会を通じて、静岡青葉ライオンズクラフからの寄付金を有効活用すへく、昭和61年4月から独居高齢者など緊急時の連絡手段を持てない人々も安心して生活がおくれるよう、緊急事態にボタンを押すだけで事前にお願いしてある協力者宅に通報する機能を持った電話である「シルバーホンあんしん」の設置を考案し、関係機関の協力を得て静岡市内の約70人の独居高齢者や視覚障害者宅に「シルバーホンあんしん」を設置した。この事業は、その後各市町村社会福祉協議会の独自事業として広がった。この設置活動を契機に、一部の独居高齢者はセルフヘルフクルーフ「安心電話友の会」(代表飯日君子さん)を発足させ、現在も定期的な会合等を開催して、同じ課題をかかえている者同士の支え合い活動を行って今日に至っている。しかし17年の歳月の流れとともに⊂くなった万や施設入所された方も多く、当時74歳であった飯出さんも現在では91歳となっている。このようなことから、この会では、平成10年秋に、緊急時の連結手段確保だけでなく、「安全」「安心」「共生」など人間として豊かに生きるために必要な理念か確保された共同住宅探しのための支援を天野に依頼した。この理念を実現するためには、福祉だけでなく、建築、介護をはじめとした様々な専門家の支援が必要であることから、各方面に働きかけたところ、この趣旨に多くの万々が賛同し、新たな共同住宅づくりをすることとなった。また、平成12年12月からは、岡山県立大学中嶋和夫教授並びに静岡県立大学短期大学部岡田節子助教授とともに、環境問題に配慮した介護用品の開発と普及活動に取り組んでいる。具体的には、現在コミとして大量に廃棄され、タイオキシンやPCBなどの問題が指摘されている紙オムツに焦点をあて、これに代わる布オムツの開発と、この布オムツのリサイクルシステムを構築することである。これらを非営利活動として行うために、「スリーアール静岡」を設立することとなった。 3 何故クルーフホームとデイサービスなのか? 国士交通省では平成12年には「高齢者優良賃貸住宅」への補助制度かできているのにもかかわらず、県及び静岡市は再≡の働きかけにも制度化する動さは見せなかった。また、後期高齢者の痴呆発症率は3割程度と言われており、例え高齢者優良賃貸住宅を建築してもケア体制か確立しなければ高齢者からの様々なニーズに対応できないと判断し、クルーフホーム及びデイサービス事業から手かけることとした。 4 「スリーアールの語源」は? −Recycle,Reuse,Relief− の3Rです。 Recycleとは再生、再利用という意味です。 Reuse とは再生、再利用という意味です。c Reliefとは安心、救済、交替、ほっとすること 米国では、福祉手当という意味になっています。
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